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【2022年版】ユーロ円の今後の予想見通しは?過去の変動分析から今後の推移を解説

【2022年版】ユーロ円の今後の予想見通しは?過去の変動分析から今後の推移を解説

FX

円安に伴いユーロ円相場も上昇しています。「ここからユーロ円はどう動くの?」「このまま円安は続くの?」こんな疑問を持っている方も多いはず。

大手FX会社のレポートや過去の変動分析から、ユーロ円の今後の推移、またユーロ円取引におすすめのFX会社をご紹介します!

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この記事の監修者

kazu

■FX9年/仮想通貨5年目
■自身も海外 FXメディアを運営
https://kasoutsuuka-trade.com/
■手法【メンタル×資金管理】と【損失を限りなく抑える】ことを重視したデイトレード中心
■出演メディア:ラジオ日経(継続中)/日刊SPA/SPA主催の講演会など
■twitter: https://twitter.com/crypto_kazu
■vlog: https://lit.link/kazu0402

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ユーロ円の現在の為替レート

以下のチャートは過去一年間のユーロ円相場の推移を示したものです。

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コロナショックで一時的に下落したユーロ円は、積極的な金利政策によって上昇。NYダウなど株価の上昇と連動した上昇トレンドに乗れた事で6月まではほぼ価格を戻さずに上昇を続けました。

その後はアメリカの金融緩和政策が転換されたことなどもあり、株価とユーロ円の価格の連動性は解消され、金利差への期待値で価格が左右されたと見られます。その後の11月以降には米国株を筆頭とした株価の下落に伴ってユーロ円も下落。

その後の価格としては長期では下落を続けたまま2022年に突入する、といった流れになっています。安値はそこまで更新されていないことから今後ユーロ円が上昇していくことも考えられますが、値動きとしては今後も株価と連動するという見積もりが多いです。

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ユーロ円為替レートの過去の変動要因

では、次にユーロ円為替レートの過去の大きな変動をまとめます。2022年に大きな経済イベントがあった際の指標となりますし、ユーロが世界の通貨の中でどの位置にあるのかが分かるのでしっかりと確認しましょう。

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①リーマンショック

まずはリーマンショック時にユーロ円の為替レートに起こった変化を見てみましょう。

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ユーロ円 リーマンショック

リーマンショックが起こった2008年、アメリカの不動産バブル崩壊の煽りはヨーロッパ全体にも伝播し、急速なドル安を引き起こしました。また、当時金融危機が起こった際には「有事の円買い」が行われていたため、円高ドル安が2009年に入る前まで継続したのが印象的。

僅か数か月で40円以上の下落が起こるのは金融危機の中でも非常に稀な出来事であり、またその後起こったユーロ危機で持ち直していたユーロが更に下落していくという事件が起こったのが2008年から2010年代でした。

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kazu
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金融危機が起こった際はリスクオフの円買いが進むのが2000年代の為替市場。現在有事のドル買いが起こることもありますが、基本は円買いもなされています。

②アベノミクス

では次にアベノミクス時のユーロ円のチャートを見て何が起こったのか見ていきましょう。

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ユーロ円 アベノミクス

アベノミクス時に日本が金融政策として行ったのは、「量的緩和」政策と金利の引き下げでした。当時の日本はユーロ円が100円を割り込む円高と日経平均株価も8000円を割り込んでいたのが大きなネックとなっていましたが、アベノミクスによって円安が急速に進んだのが2012年。

2012年にアベノミクスが適用されてから約2年間ユーロ円が上昇し続ける形となったので、アベノミクスが始まってからユーロ円を買っておけば為替取引に詳しくない人でも大きな利益を狙えたのが印象的でした。

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③イギリスのEU離脱

では続いて、ヨーロッパでも大きな出来事として記憶に新しいイギリスのEU離脱がユーロ円に対して起こした影響について確認していきましょう。

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EU離脱

イギリスがEUを正式に離脱したのは2020年1月31日ですが、実際に為替が大きく動いたのは2016年6月23日に行われたイギリスのEU離脱を問う国民投票でイギリスのEU離脱が正式に決定した時でした。

チャートを見れば分かるのですが、それまでチャートは反転上昇しそうな形だったのに、6月の後半を期に一気に価格が下落しています。

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kazu
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イギリスのEU離脱で為替レートが下落したのはユーロだけでなく、ポンドやドルにも見られたものとなっており、イギリスの離脱によってEU内での経済的・社会的な対立が起こり、リスクオフの円買いが進んだのは印象的です。

④コロナショック

最後に一番直近で起こったコロナショックについて確認していきます。以下がコロナショック前後のチャートになっているので見てみましょう。

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ユーロ円 コロナショック

コロナウイルスが流行り始めたのは2020年の1月あたりですが、徐々にコロナウイルスが流行りだすと世界的にパンデミックが広がって各国で緊急事態宣言や非常事態宣言が発令されました。その煽りを受けてほとんどの為替ペアは価格が大幅に下落。

法定通貨から金や仮想通貨に資金が流入していった事によりユーロ円も例外なく価格を下げていきました。この流れはFRBが介入して量的な金融政策を取るまで続きました。このようにパンデミックのような有事の際には為替ペアが価格を下げる可能性については頭に入れておきましょう。

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ユーロ円通貨ペアの2022年の各社の予想

では、続いてユーロ円の通貨ペアの2022年の予想について証券会社はどう予想しているのか、以下にまとめます。

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①三菱UFJ銀行

まずは三菱UFJ銀行のユーロ円価格予想記事の概要についてまとめます。結論として2022年のユーロ円は緩やかに下落する予想。

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三菱UFJ ユーロ円

2022年はユーロの高値圏継続と日本円の安値の持ち直しが予想されますが、年間を通しては横ばいの推移がメインに考えられています。しかし円の持ち直しが若干強い見通しなので、年間で下がる可能性も考えられるのが2022年のユーロ円。

現状オミクロン株の流行もあり、リスクオフの円買いが進んでいますが年間の値動き自体は約10円幅の緩やかな下落が予想されています。

引用元:https://www.bk.mufg.jp/report/hconwnew/F.pdf

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②野村證券

続いては野村証券の2022年ユーロ円予想についてまとめていきます。結論として2022年のユーロ円は横ばいか下落が大筋ですが、コロナウイルスの感染状況の回復次第では上昇もあり得るという予想。

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ユーロ円 野村証券

野村証券は2022年のユーロ円の値動きは主に、

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  • ユーロ圏での新型コロナの感染状況
  • ECBの相対的なハト派姿勢
  • 仏大統領選への警戒
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の3つの要因を予想しています。現状オミクロン株による感染拡大が景気回復に悪い方向に影響する可能性が高く、感染状況次第でユーロの上値が重くなっていくとの見方が強いです。

また、欧州中央銀行(ECB)高官は2022年度の利上げ開始について否定的な見方を示しており、利上げが期待されるドルとは対照的ですが、インフレに対する懸念が大きいタカ派が台頭してくれば23年に向けた利上げの動きが活性化される見通し。

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野村証券 ユーロ円 2

また、4月に迫った仏大統領選でマクロン大統領以外の候補者に極右派が多いことにより、右派の候補者が大統領になるとユーロ安が進行する恐れがあります。しかし、マクロン大統領が引き続き大統領になる可能性が現状高く、ユーロ安が進行しても小幅になる見通し。

引用元:https://www.nomura.co.jp/hometrade_c/nomura_reports/pdf/fxm.pdf

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③外為どっとコム

続いては外為どっとコムの2022年ユーロ円予想についてまとめます。外為どっとコムは基本的に下落予想が大筋。

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外為どっとコム ユーロ円

2022年のユーロは年間を通して予想が難しくなっています。コロナウイルスの感染拡大で行われた金融緩和によるインフレの進行が2022年にも緩やかに進行していくと見込まれていますが、オミクロン株の拡大を受けて景気自体は悪化していくのではないかと見られているのが現状。

もしも景気が上向かないままインフレが進行するとスタグフレーションが起こる見通しもあり、ユーロ安が進む見通しが強いです。

引用元:https://www.gaitame.com/media/entry/2021/11/27/143000

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④SBI証券

最後はSBI証券の2022年ユーロ円予想では横ばい、下落と予想されています。

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SBI ユーロ円

SBI証券では毎週のユーロ円予想も出していますが、年間の展望としては上記の画像の通り。画像内の3つの要素が今後のユーロ円の動きに関わってくると見られており、年間の予想は横ばいか下落としています。

特にウクライナ情勢を巡る問題は下手すれば大きく為替レートの変動に関わってくるので注視しておきましょう。

引用元:https://www.sbisec.co.jp/ETGate/?OutSide=on&_ControlID=WPLETmgR001Control&_PageID=WPLETmgR001Mdtl20&_DataStoreID=DSWPLETmgR001Control&_ActionID=DefaultAID&getFlg=on&burl=search_market&cat1=market&cat2=report&dir=report&file=market_report_fx_tenbou.html

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ユーロ円ペア取引におすすめのFX会社

では次にユーロ円ペア取引におすすめのFX会社をご紹介します。ユーロ円はメジャーな通貨ペアなので色々なFX会社で扱うことができますが、以下で紹介する2つの取引所は特にユーロ円に強いので、気になる方は早速口座開設をしてみましょう。

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①GMOクリック証券|初心者におすすめ

GMO
口座 GMOクリック証券
最低取引単位 10,000通貨※1
通貨ペア数 20ペア
取引手数料 無料
取引ツール ブラウザ・Windows
・iOS・Android
スプレッド(ユーロ円) 0.5銭
サポート体制 平日24時間対応
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GMOクリック証券は、スプレッドの狭さや充実したサポート体制を提供しているため多くのユーザーから支持を集めているFX口座。セキュリティと信頼度の高さから2020年に取引世界一の実績を残しています。

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GMOクリック証券

GMOクリック証券の特徴としてスプレッドの狭さが挙げられます。スプレッドというのは売値と買値の価格差を表しており、これが実質分の手数料として取引毎に差し引かれるのでスプレッドは狭いほどユーザーにとってのメリットが大きいです。

また、デモ口座というFX練習用の口座や24時間の電話サポート対応もあるので初心者の方でも口座開設がしやすいのが大きなメリット。GMOクリック証券は特典やキャッシュバックも豊富なので早速口座開設をしてみましょう。

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GMOクリック証券のキャンペーン情報
  • はじめてのFX口座開設+お取引で最大30万円キャッシュバック!

    GMOクリック証券では、新規FX口座開設&お取引で最大30万円のキャッシュバックのキャンペーンを実施中。非常に大きな特典がもらえるキャンペーンなので、見逃し厳禁です!

    概要:FX取引口座の開設月の翌々月末の最終営業日のニューヨーククローズまでに、取引条件を満たしたお客様にもれなく最大30万円をキャッシュバック

②IG証券|安心の大手FX会社

IG証券
会社名 IG証券
最低取引単位 10,000通貨※1
通貨ペア数 101ペア
取引手数料 無料
取引ツール ブラウザ・iOS
Android
スプレッド
(ユーロ円)
0.2銭
サポート体制 平日8時から21時
祝日8時から20時
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IG証券は世界15ヶ国に拠点を持っている大手のFX会社。31万人以上の人々に利用されている信頼性の高い取引所で、取引銘柄の多さや良心的なスプレッドから初心者から上級者まで幅広くおすすめできるのが大きな特徴。

IG証券は為替だけでなく、株式が扱えるCFDや天然ガスなどのエネルギー資源など幅広い商品を扱っており、ファンダメンタルズ分析で取引していきたい方に非常におすすめです。

また、月額4,000円の取引ツールを月に4回の取引を行うことで実質無料で利用できるので、本格的なチャート分析を無料で行えるのが非常に大きなメリットとして挙げられます。

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ユーロ円為替レートの今後の見通し・予想まとめ

この記事はいかがだったでしょうか。2022年のユーロ円は価格予想がしにくいものの、春先に重要なイベントがいくつか控えており、充分注目する価値のある通貨ペア。年間の値幅はそこまで大きくない予想なので、スワップポイント狙いで取引するのも良いかもしれません。

ユーロ円はメジャーな通貨でFX取引をこれから始める方にもおすすめなので、この記事を参考にしながら実際に取引してみるのもおすすめです。気になる方は早速口座開設をしてみましょう。

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Money Choice 編集部

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