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FXの確定申告はいくらから?書類の書き方や申告するメリットを徹底解説

FXの確定申告はいくらから?書類の書き方や申告するメリットを徹底解説

FX

FXでは、一定の利益を出した場合、確定申告を行う必要があります。結論、会社員は20万以上扶養家族は38万以上FXで稼いだ場合に確定申告を行う必要があります。

この記事では、確定申告不要でも確定申告を行うメリットや、具体的な方法を丁寧に解説していきます。

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この記事の監修者

kazu

■FX9年/仮想通貨5年目
■自身も海外 FXメディアを運営
https://kasoutsuuka-trade.com/
■手法【メンタル×資金管理】と【損失を限りなく抑える】ことを重視したデイトレード中心
■出演メディア:ラジオ日経(継続中)/日刊SPA/SPA主催の講演会など
■twitter: https://twitter.com/crypto_kazu
■vlog: https://lit.link/kazu0402

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FXの確定申告における基礎知識

少ない資金から始められる投資として人気があるFX。気軽に始められるFXですが、利益の状況次第では、確定申告を行う必要があります。これから、FXの確定申告に関する基礎知識を解説していきます。

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確定申告とは

確定申告とは、1年間の所得額と、それにかかる税金を計算し、国に報告し納税する手続きのこと。毎年1月1日から12月31日までの期間が対象となり、原則2月16日~3月15日までの1か月間に、確定申告書の提出と納税を行う必要があります。

期限が過ぎてしまっても確定申告は可能ですが、「期限後申告」としてペナルティが課されるので要注意。確定申告は確実に期日を守りましょう。

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FXの確定申告で支払う税金

FXで得られた所得は「雑所得」として確定申告を行います。課税されるのは、所得税15%と地方税5%の合計20%。また、2013年から2037年までの25年間は、東日本大震災からの復興財源を確保するために、各年分の所得税の額に2.1%を乗じた金額が追加的に課税されます。そのため、2037年までは、合計20.315%の課税になります。

FXで得られた利益は他の雑所得とは異なり、税制上の扱いが異なり、「申告分離課税」の対象です。そのため、給料などの他の所得とは別に税額を計算する必要があります。

FXで利益にあたるのが、「為替差益」と「スワップポイント」です。そして、これらを合算した利益から、入金時の振込手数料などの経費を差し引いた額が、FXによる所得額となります。経費とは、事業を行うために使用した費用のこと。FXを行う上で経費にできる可能性があるものは、以下のようなものが含まれます。

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FXを行う上で経費にできる可能性があるもの
  • FX教材費

  • ソフトウェア購入費用

  • PC購入費

  • セミナー参加費

  • スマホ、タブレットの購入費

  • 家賃

  • 電気代

FXの確定申告が不要なケース

FX取引で発生した損益次第では、確定申告が不要なケースがあります。会社員の場合、扶養家族の場合、年金受給者の場合の3つのパターンに分けて、FXの確定申告が不要なケースを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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会社員の場合(給与所得がある場合)

会社員の場合、FXで得た所得が20万円以下であれば確定申告を行う必要はありません。ただし、以下の条件に該当している方は対象外となります。

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会社員でFXの所得が20万円以下でも確定申告が必要なケース
  • 年収が2000万円以上

  • 給与以外で20万円の所得がある

  • 2か所以上から給与を受け取っている

  • 控除を受けている

以上の項目に該当している方や、FXで年間で20万円以上の所得を得ている場合は、確定申告が必要です。

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扶養家族の場合(給与所得がない場合) 

学生や専業主婦などの扶養家族の場合、FXによる所得が年間38万円以下の場合、確定申告は必要ありません。ただし、33万円以上の所得がある場合は、確定申告とは別に住民税の申告が必要となるので注意が必要です。

また、アルバイトでの収入とFXでの利益が年間103万円を超えてしまうと、配偶者控除が受けられなくなることも注意しましょう。「103万円の壁」を超えてしまうと、配偶者や親など、扶養者の所得税に影響します。

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年金受給者の場合 

年金受給者の場合、国民年金などの公的年金の収入金額が400万円以下で、FXでの所得が20万円以下であれば、確定申告は必要ありません。

FXでの所得が20万円以下であっても、公的年金を年間で400万円以上得ている場合は、確定申告が必要。その逆で、公的年金の収入金額が年間で400万円以下であっても、FXで20万円以上の所得があれば、確定申告が必要となるので注意が必要です。

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FXの確定申告が必要なケース

続いては、FX取引確定申告が必要なケースを紹介します。会社員の場合、扶養家族の場合、年金受給者の場合の3つのパターンに分けて、FXの確定申告が不要なケースを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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会社員の場合(給与所得がある場合)

会社員の場合、以下の条件に該当する人は、FXの確定申告が必要です。

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会社員でFXの所得が20万円以下でも確定申告が必要なケース
  • 年収が2000万円以上

  • 給与以外で20万円の所得がある

  • 2か所以上から給与を受け取っている

  • 控除を受ける

年間の給与が2,000万円以上の人は、FXでの所得の有無に関わらず、確定申告が必要になります。また、本業以外での給与が20万円以上ある人も、確定申告が必須。

ただし、給与所得の収入金額から、雑損控除、医療費控除、寄付金控除、基礎控除以外の各所得控除の合計額を差し引いた額が150万円以下であれば、該当しません。

また、確定申告で所得控除を受ける人も確定申告が必要です。基礎控除や医療費控除、
雑損控除などの受ける場合は、忘れずに確定申告を行いましょう。

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扶養家族の場合(給与所得がない場合) 

扶養家族の場合、FXによる所得が年間38万円以上の場合は確定申告が必須。ただし、33万円以上の所得がある場合は、確定申告とは別に住民税の申告も必要となるので注意しましょう。

また、アルバイトでの収入とFXでの利益が年間103万円を超えてしまうと、配偶者控除が受けられなくなることも注意が必要。「103万円の壁」を超えてしまうと、配偶者や親など、扶養者の所得税に影響することも頭にいれておきましょう。

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年金受給者の場合(公的年金等に係る雑所得がある場合) 

年金受給者など、公的年金等に係る雑所得がある場合、公的年金における収入が400万円以上で、FXでの所得が20万円以上ある場合は、確定申告が必要になります。

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FXで損失が出たら確定申告する2つのメリット

ここまで、FXの確定申告が不要なケースと必要なケースを解説してきました。FXの確定申告は、不要な場合でも、確定申告を行った方がいい場面が存在します。これから、FXで年間を通して損失を出していても、確定申告を行うメリットを紹介します。

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FXは損失を出している場合に確定申告する2つのメリット
  • 繰越控除で納税額を軽減

  • 損益通算で所得を減らせる

①繰越控除で納税額を軽減

FXでの損失は、3年間繰り越すことが可能。繰越控除をうまく利用することで、納税額を軽減することができます。

簡単に例をあげると、以下のような流れになります。

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繰越控除をうまく活用した例
  • 1年前にFXで200万円の損失を出してしまった時に確定申告をしておく

  • その翌年に100万円の利益を出す

  • 1年前に確定申告しておいた損失と利益が相殺される

  • 翌年に稼いだ100万円には課税されない

このように、FXで損失を出している場合は確定申告に必要はありませんが、確定申告をしておくことで、納税額を軽減できます。損失を出しているときこそ、FXの確定申告を行うことがおすすめ。確定申告を行っていなければ、繰越控除で節税が出来ないので要注意です。

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②損益通算で所得を減らせる

複数のFX会社で取引を行っている方は、損益通算を行うことがおすすめ。各社での取引での利益を合算させることで、納税額を減らすことができます。

1つのFX会社で得た所得金額が確定申告が必要な金額だとしても、別のFX会社で出した損失と合算すると確定申告が不要になる場合があります。

損益通算をしなければ、損失分を無視して、一部の利益に課税されてしまうので注意しましょう。「損益通算」を行うことで適正な金額で納税することが出来ます。複数のFX会社を利用している人は必ず、各社の損益を合算してから確定申告を行いましょう。

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FXの確定申告する際に必要な6つの書類

確定申告を行う際は、必要な書類を作成して提出する必要があります。確定申告に必要な書類は複数あり、煩雑です。これから、必要な6つの書類をそれぞれ紹介していきます。

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FXの確定申告する際に必要な6つの書類
  • 申告書B(第一表、第二表)

  • 申告書第三表(分離課税用)

  • 先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書

  • 所得税の確定申告書付表(先物取引に係る繰越損失用) 

  • 年間損益報告書

  • 給与所得の源泉徴収票

①申告書B(第一表、第二表)

「申告書B(第一表、第二表)」は原則、全ての所得を対象とした申告書。一般的には、個人事業主やフリーランスが使用する確定申告書です。申告書Bの記入には、所得の金額や各種控除の金額が必要になります。

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②申告書第三表(分離課税用)

「申告書第三表」は分離課税を申告するための書類。
FX取引で所得が発生した場合は「分離課税」と言って、給与所得や事業所得とは別に課税額を計算する必要があります。

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③先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書

先物取引にかかる所得、雑所得について確定申告する場合に使用する書類。取引の内容や総収入金額、必要経費、所得金額を記入する必要があります。

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④所得税の確定申告書付表(先物取引に係る繰越損失用) 

「所得税の確定申告書付表」は、FX損失の繰越控除を使う場合に必要となる書類。FXでは、損失が発生している場合に、3年間損失を繰越できる繰越控除という制度が利用できます。

FXで損失を出している場合は、確定申告不要になりますが、節税に繋がるので申告することにメリットがあります。FXでの年間所得がマイナスの場合でも、確定申告を検討しましょう。

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⑤年間損益報告書

「年間取引報告書」とは、FX口座の損益を計算してまとめている書類のこと。各FX会社によって、名称やレイアウトなどは異なります。確定申告時に、正しく申告されているかを確認するために添付する書類です。

「先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書」や「申告書第三表」の作成に必要となるので、取引しているFX会社からダウンロードしておきましょう。

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⑥給与所得の源泉徴収票

「給与所得の源泉徴収票」は、勤務先の会社で受け取れる書類。FXの確定申告時に、添付しましょう。2019年4月1日から確定申告書を提出する際に源泉徴収票などの添付が不要になりましたが、「確定申告書第2表」に源泉徴収票の内容を記載する必要がありますので、用意するようにしましょう。

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FXの確定申告を行う際の注意点

FX取引で一定の利益を出した場合、納税を行うことが必須。また、損失を出している場面でも確定申告を行った方が良い状況もあります。これからは、FXの確定申告を行う上での注意点を紹介。適正な金額を納税するためにも、ぜひ参考にしてみてください。

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損失が出ていて申告不要でも確定申告するべき

FXで損失が出ていて確定申告が不要な時こそ、確定申告を行うべき。FXでの損失を繰越控除や損益通算を行うことで、節税に繋がります。確定申告を行っていなければ、翌年に利益を出した場合、損失と相殺されることなく課税されてしまいます。

損失を出しているときに確定申告を行わずにいると、損失を繰り越せずに、税制面で損をしてしまうので、FXで年間を通して損失を出してしまった年は確定申告を心がけましょう。

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FXの脱税はバレる!確定申告は必ず行おう

FXでの脱税は必ずバレるので、正しく確定申告を行いましょう。納税義務者のFX取引は、FX会社から税務署に報告されているため、税務署は儲けを把握することができます。

確定申告の内容と、税務署がFX会社から得た情報にズレがある場合、脱税が疑われてしまう可能性があるので、正確に確定申告を行うことが重要です。

正しく確定申告を行ってない場合、税務調査が行われ、本来の税金の他にもペナルティとして多額の税金を支払う必要があるので、注意しましょう。

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使いやすいFX会社5選

続いては、初心者におすすめのFX会社を紹介します。FX口座開設の参考にしてみてください。

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使いやすいFX会社5選
  • GMOクリック証券

  • LINE FX

  • DMM FX

  • みんなのFX

  • LIGHT FX

①GMOクリック証券

GMO

GMOクリック証券は取引高世界一の実績があり、信頼できるFX会社。取引条件も業界トップクラスで、初心者から上級者までおすすめです。

スプレッドの狭さ・取引ツールの使いやすさ・充実したサポート体制が特徴。スプレッドが狭いので、取引コストを抑えて安心してFX取引が出来ます。GMOクリック証券のスマホアプリはチャートの見やすさ・注文のしやすさ・分析のしやすさ・情報収集・アラート機能など、総合的に優れています。

スマホ1台で口座開設を申し込みができ、最短で当日から取引可能。GMOクリック証券は、様々な面で優れており、スピーディーに口座開設できる初心者におすすめのFX会社です。

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②LINE FX

公式スクショ_LINE FX

LINE FXは、シンプルな取引ツールで初心者でも安心して取引できるFX会社。2020年3〜9月までの新規口座開設数は業界トップになるなど、非常に勢いのある取引所です。

LINE FXの取引ツールは、初心者でも迷わず直感的に操作可能。シンプルなデザインで簡単にFXを始めることが出来ます。メッセージアプリ「LINE」で各種通知を受け取ることが可能。通知の見落としも減らすことができます。

口座開設キャンペーンも行われており、初心者に優しいFX会社。LINEアカウントを持っている人であれば、最短3分で申し込みが完了します。LINEに親和性があり、スムーズにFXを始められるので、口座開設がまだの人はぜひ登録してみてください。

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③DMM FX

DMM FX

DMM FXは、高い知名度と人気を誇っているFX会社。手厚いサポート体制と、優れた取引条件が特徴です。FX業界初のLINEでのカスタマーサポートをはじめ、メール、電話でのカスタマーサポートに対応。

デモトレードも可能なので、費用をかけずに実際の取引ツールで体験することが可能。FX取引を体感できるので、取引に不安があるFX初心者でも安心。取引ツールに慣れた状態で、実際にFXを始めることができます。

手厚いカスタマーサポートやデモ口座に加え、取引条件も優秀なDMM FX。FX口座の開設で悩んでいる方は、ぜひDMM FXを開設しましょう。

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④みんなのFX

公式スクショ_みんなのFX

みんなのFXは、業界最高クラスの取引条件に加えて、「みんなのシストレ」で自動売買が利用できるなど初心者におすすめのFX会社。スプレッド、スワップなどの取引条件が優れているのは勿論のこと、世界中で人気のチャート分析ツール「TradingView」は無料で利用可能なので、分析も抜群。

さらに「みんなのシストレ」で自動売買にも対応。忙しくてFX取引の時間が取れない方や、トレードに自信がない方でも自動売買でFXを始められます。

みんなのFXは、業界初の郵送受取不要で、最短1時間で取引を始めることが可能。口座開設は5分で申し込みが終わります。みんなのFXは「顧客第一主義」を掲げる優良FX会社なので、ぜひ口座開設してみてください。

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LIGHT FX

LIGHT FXは、高いスワップポイントや業界最小水準のスプレッドが特徴のFX会社。約定力が高く、スプレッドが狭いので短期取引に最適。また、スワップポイントも高いので長期取引にも強く、どのようなスタイルのトレーダーにも使いやすい取引所です。

LIGHT FXは、少額から取引できるのも特徴。FX初心者の方は、実際にトレードしながら低いリスクで、トレード技術を上達させていくこともできます。短期取引から長期取引まで様々なトレードをLIGHT FXで行えます。一度口座を開設しておけば長く利用できるFX会社なので、ぜひ口座開設をおこなってみてください。

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正しく学んで、賢くFXの確定申告を行おう!

FXで年間20万円以上の利益を出した場合、確定申告が必要。確定申告は、1月1日から12月31日までの1年間が対象になります。確定申告が必要な人は、必ず期間内に済ませましょう。

正確に確定申告を行わなかった場合、ペナルティを受け、せっかく稼いだ利益を減らすことになるので注意が必要です。繰越控除などで、FXで損失を出している場合も確定申告を行うメリットもあります。

損益の状況に関わらず、FXの確定申告についての知識をつけ、適切な納税を行いましょう。

 

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Money Choice 編集部

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