海外旅行なら保険が自動付帯するクレジットカードを選ぼう!おすすめカード10選
海外旅行に出かけるときは急な病気やケガ、トラブルに見舞われることを想定して、あらかじめ保険に入っておく必要があります。クレジットカードには旅行傷害保険などが自動付帯するものもあり、1枚持っておくと安心です。今回は海外旅行で持っておくと便利なカード10種類を紹介します。
おすすめ理由|海外旅行にクレジットカードを持っていこう!

───今回はFPの阿部さんにインタビューしています。阿部さん、よろしくお願いします。

───阿部さん、そもそも海外旅行の時にクレジットカードを持っていった方がいいのですか?

クレジットカードをおすすめする理由は2つです。
- 盗難時に被害を最小限に抑えられる。
- 自動で海外旅行傷害保険がつく。
1つひとつ確認していきましょう。海外旅行に持っていくクレジットカードを選びたい!という方は先におすすめクレジットカード10選をご覧ください。
①盗難時に被害を最小限に抑えられる
知らない土地で多額の現金を持ち歩くのは、何かと不安になってしまいがちです。クレジットカードならキャッシュレス決済が可能なので、多額の現金を持ち歩かなくて良くなります。
万が一、クレジットカードが盗まれても、カード会社が不正利用をストップしてくれますよ。

②海外旅行傷害保険がつく
クレジットカードの中には、海外旅行傷害保険が手厚いものがあり、1枚持っておけば急な病気やケガのときに安心できます。
日本の健康保険制度が利用できない海外で医療機関を受診すると、高額な医療費を請求される場合があるため、旅行傷害保険の付いたカードを持っておくのは重要です。
また、ショッピング保険が付いていれば、盗難や商品の破損などが起こってしまったときでも慌てずに済みます。

【海外旅行傷害保険付き】おすすめのクレジットカード10選
海外旅行を思う存分に楽しむならば、クレジットカードは旅のお供に欠かせません。決済や急なトラブルにも対応できるカードを選んでおけば安心です。
ここでは、海外旅行傷害保険が自動付帯となっているクレジットカードを紹介します。
1. 三井住友カード(NL)
2. 三井住友カード ゴールド(NL)
3. JCB CARD W
4. JCB plus L
5. アメックスグリーン
6. JAL普通カード
7. ANA JCBカード(一般)
8. 楽天カード
9. エポスカード
10. セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
①三井住友カード(NL)

「三井住友カードNL」は年会費が永年無料であり、初めてクレジットカードを作る方におすすめです。18歳以上(高校生を除く)の方なら誰でも申し込むことが可能であり、海外旅行傷害保険は最大2,000万円までが補償されます。
利用できる国際ブランドはVisaとMastercardのどちらかを選べるので、海外旅行での決済もスムーズです。Visaであればタッチ決済にも対応しているため、旅行時に多くの現金を持ち歩かなくて済みます。
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※期間限定ポイント(6か月)対象期間:2023年10月1日~
対象券種:プロパーカード+三井住友カードVISA(SMBC)
三井住友カード(NL) 公式サイト
②三井住友カード ゴールド(NL)

「三井住友カード ゴールドNL」は初年度の年会費が無料であり、一定の条件をクリアすれば年会費は永年無料となります。カード番号や氏名が券面に記載されないナンバーレスタイプのクレジットカードなので、海外旅行に出かける際も安心です。
海外旅行傷害保険は最大2,000万円までが補償され、ショッピング補償として年間300万円までがカバーされます。ポイント還元率は0.5%ですが、セブン‐イレブンやローソン、マクドナルド等で、スマホのタッチ決済を利用すれば最大7%の還元を受けられるのが特徴です。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります
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三井住友カードゴールド(NL) 公式サイト
③JCB CARD W

JCB CARD W 公式サイト
「JCB CARD W」は年会費が無料で発行できる海外旅行におすすめなクレジットカードです。海外旅行傷害保険は最大2,000万円まで、ショッピングガード保険として年間最大100万円までがカバーされるので安心です。
保険が自動付帯となる条件は、利用する航空機やツアー企画をカード決済すれば良く、特別な条件が設けられているわけではありません。一度申し込めば永年無料で40歳以降も使い続けられます。

JCB CARD W 公式サイト
④JCB CARD W plus L

JCB CARD W plus L 公式サイト
「JCB CARD W plus L」は、券面が桜をモチーフとした可愛らしいデザインが特徴的なクレジットカードです。年会費やポイント還元率、海外旅行傷害保険などの基本的なスペックは、JCB CARD Wと同じですが女性向けの疾病保険やサービスなどが利用できるメリットがあります。
「LINDAリーグ」では、毎月豪華な景品が当たるキャンペーンに応募できるので、カードを所持しているだけでさまざまな特典が得られます。

JCB CARD W plus L 公式サイト
⑤アメックスグリーン

「アメリカン・エキスプレス・カード」は年会費が13,200円(税込)かかりますが、その分だけ手厚いサービスが付帯しているのが魅力です。空港ラウンジを無料で利用できたり、24時間日本語サポートの専用デスクを利用できたりするので、海外旅行時も安心です。

海外旅行傷害保険は最大5,000万円まで補償が受けられますし、ショッピング保険は年間500万円までをカバーしてくれます。他にもスーツケースの無料配送サービスや空港送迎サービスなど、海外旅行で持っておくと何かと便利なクレジットカードです。
アメリカン・エキスプレス・カード 公式サイト
⑥JAL普通カード

「JAL普通カード」は初年度の年会費が無料で、翌年から2,200円(税込)がかかります。フライトやショッピングでJALマイルが貯められるのが特徴であり、JALカード特約店を利用すれば、さらに効率的にマイルを獲得できます。
海外旅行傷害保険はVisa・Mastercard・JCBの場合は最大1,000万円まで、Amexの場合は最大3,000万円までが補償されます。

JAL普通カード 公式サイト
⑦ANA JCBカード(一般)

「ANA JCBカード(一般)」は初年度の年会費が無料で、翌年から2,200円(税込)がかかるカードです。ショッピングだけでなく、水道光熱費や携帯電話の利用料金の支払いでもマイルが付与されるのが特徴。
フライト時のボーナスマイルや入会・継続時のマイルが付与されるので、1枚持っておくだけで賢くマイルを貯められます。海外旅行傷害保険は最大1,000万円までの補償となっていますが、傷病費用や疾病費用の補償がないので注意が必要です。
ANA JCBカード 公式サイト
⑧楽天カード

「楽天カード」は年会費が永年無料であり、利用できる国際ブランドはVisa・Mastercard・JCB・Amexとなっています。通常のポイント還元率は1.0%ですが、楽天グループのサービスを使えば、還元率が3.0%以上となるのでお得です。
海外旅行傷害保険は最大で2,000万円までが補償されます。普段から楽天のサービスを良く利用する方であれば、お得にポイントを貯められるので便利な1枚だと言えるでしょう。
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楽天カードを受け取った時点で、新規入会特典として2000ポイントGET
楽天カードの初回利用で、カード利用特典として3000ポイントGET※1楽天ポイント=1円として様々なところで利用できます
楽天カード 公式サイト
⑨エポスカード

「エポスカード」は年会費が永年無料であり、18歳以上(高校生を除く)であれば誰でも申し込みが可能です。
年会費は無料ですが、海外旅行傷害保険として最大500万円の補償が自動付帯されます。(※10/1~利用付帯に変更)年間50万円以上利用すれば、ゴールドカードのインビテーションが届くため、使い続けるとさらに多くのメリットが受けられるはずです。

エポスカード 公式サイト
⑩セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード

「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード」は25歳以下であれば、年会費無料で作れるクレジットカードです。セゾンの永久不滅ポイントが貯められるので、いつでも好きなときにポイントの利用ができます。
海外旅行傷害保険は最大3,000万円までがカバーされるので、海外旅行時に1枚持っておくと安心です。

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード 公式サイト
海外旅行でクレジットカードを持つべき5つのメリット

海外旅行をするときにクレジットカードを持っておけば、さまざまな面で役立ちます。
- 決済がラクになる
- 現地の通貨でキャッシングができる
- 支払い能力を示す証明となる
①決済がラクになる
海外旅行中に現地で決済をするとき、為替レートを考えるのに時間がかかってしまいがちです。支払いに手間取る場合も多いので、ショッピングを面倒に感じることもあるでしょう。
クレジットカードなら決済がスムーズであり、国際ブランドなら使えるお店も多いため便利です。支払いがスムーズになるだけでなく、帰国後の利用明細をWebで簡単にチェックできるのでお金の管理もラクです。
②現地の通貨でキャッシングができる
クレジットカードのキャッシング機能を使えば、海外のATMで現地通貨での引き出しが可能となります。特に近くに両替所がないときに便利だと言えるでしょう。
現金を持ち歩きたくないと思っても、チップや屋台での支払いなどで、どうしても現金が必要になるときがあります。そうしたときに気軽に現地通貨のキャッシングが行えるのは便利です。
また、旅行中に数ヶ国巡るときは、国ごとの通貨を持たなくていいのもメリットです。

③支払い能力を示す証明となる
知らない土地でもクレジットカードを持っているだけで、社会的な信用を得られる側面があります。ゴールドカードなどであれば、さらに信用が増してサービスの対応も良くなるというメリットも受けられるでしょう。
ホテルやレンタカーなど、クレジットカードを持っていないとサービスを利用できない場合もあるので注意が必要です。
海外旅行で利用するクレジットカードの選び方
───実際、今持っているカードのまま海外旅行しようと思っているのですが、大丈夫ですか。

───そうなんですね!海外旅行向きのカードがあるということですか。

海外旅行に行くときにおすすめのクレジットカードは、海外旅行傷害保険が充実しており、多くの国際ブランドに対応しているものが良いでしょう。カードを選ぶときのポイントを4つの観点から解説します。
- 海外旅行傷害保険の充実度
- 自動付帯の有無
- 利用できる国際ブランドの種類
- 年会費が無料もしくは手頃な金額
①海外旅行傷害保険の充実度
海外旅行に出かけるときは、海外旅行傷害保険が自動付帯となっているクレジットカードを選びましょう。単に保険が付いているだけでなく、補償額も重要な要素です。
年会費が無料のクレジットカードだと500~2,000万円程度の補償額となりますが、ゴールドカードであれば5,000万円~1億円程度までカバーしてくれるものがあります。旅行先や日程などを踏まえて、どのくらいの補償が必要かを考えて選んでみましょう。
②自動付帯の有無

クレジットカードの旅行傷害保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。自動付帯とは名前のとおり、カードを所持しているだけで自動的に保険が付いてくる仕組みです。
一方、利用付帯はクレジットカードを一定の条件のもと利用すると、保険が付帯される仕組みとなっています。条件はカードの種類によって違ってくるため、カード選びの際に細かくチェックすべきポイントだと言えます。
③利用できる国際ブランドの種類

海外旅行に出かけるなら、世界中で使える国際ブランドを選ぶほうが良いでしょう。特に世界中に加盟店があるVisaやMastercardを持っておくと、多くの国や地域で利用できるので便利です。
クレジットカードを使えるお店やエリアが限定されていると、現金をそれなりに持ち歩かなければならないので不便だと言えます。

④海外旅行に頻繁に行かない人は年会費無料のカードで大丈夫
クレジットカードの中には、年会費が無料でも付帯保険や特典が充実しているものがあります。

頻繁に海外旅行に行く方であれば、多少年会費が高くてもサービス内容が充実しているものを選ぶほうが良いと言えます。一方、それほど海外旅行に行くわけではない方は、年会費が無料もしくは手頃な金額のカードを選んでおくとコストパフォーマンスが良いでしょう。
【Q&A】海外旅行でクレジットカードを持つ時の注意点
①紛失時・盗難時の対応法
───海外でクレジットカードを紛失、盗難した時に、どうしたらいいですか?

②デビットカードとクレジットカードの違い
───デビットカードを持って行っても構わないのですか。

③2枚目のクレジットカードのおすすめ組み合わせ
───2枚目として海外旅行向きのクレジットカードを選ぶなら、どの組み合わせがいいですか。

海外旅行には保険付きのクレジットカードを持っていこう!
海外旅行に出かける際は、旅行傷害保険に入っておくことが欠かせません。日本国内と違って、海外で治療を受ければ高額な医療費を請求されるケースが多いからです。
クレジットカードの中には、海外旅行傷害保険が自動付帯されるものがたくさんあります。カードの種類によって、補償範囲や補償額は違ってくるため、利用頻度や目的にあわせて選んでみましょう。

